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矯正治療

マウスピース矯正キレイラインキッズとプレオルソの違いは?メリット・デメリット

子どもの歯並びが気になる保護者の方にとって、矯正治療の選択肢は年々多様化しています。なかでも、取り外しができて目立ちにくい「マウスピース矯正」は、成長期のお子さまにも取り入れやすい方法として注目されています。
今回は、子ども向けマウスピース矯正の中でも「キレイラインキッズ」と「プレオルソ」に焦点を当て、それぞれの特徴や違い、メリット・デメリットについて解説します。

1. マウスピース矯正のキレイラインキッズとプレオルソの違い

子ども向けのマウスピース矯正には、取り外し可能で日常生活に取り入れやすい装置を使った治療法がいくつかあります。中でも「キレイラインキッズ」と「プレオルソ」は、それぞれ目的や特徴に違いがある装置として知られています。

<キレイラインキッズとプレオルソの主な違い>

①治療の目的

・キレイラインキッズ:前歯のガタつきや出っ歯といった見た目の改善に焦点を当てたマウスピース矯正で、永久歯が生え揃う前から歯並びにアプローチします。
・プレオルソ:歯並びだけでなく、口呼吸の抑制や舌の位置、姿勢など口腔機能全体に働きかける装置で、顎の成長を利用し、機能的な発育を支えることを目的としています。

②対象年齢

・キレイラインキッズ:おおむね6〜12歳(混合歯列期:乳歯と永久歯が混在する時期))が対象としています。
・プレオルソ:4歳頃から使用でき、より早い段階から使用することがあります。

③装置と装着時間

・キレイラインキッズ:薄く透明なマウスピースを1日22時間程度装着を目安とします。
・プレオルソ:やわらかいシリコン素材を使い、夜間+日中1時間の装着を基本とします。

④治療期間

・キレイラインキッズ:使用開始から約1年〜2年を目安とするケースが多いとされています。
・プレオルソ:1〜2年程度が一般的だが、成長に応じて長期にわたる経過観察を行うこともあります。

このように、それぞれの治療法には異なる特徴や目的があります。治療の選択にあたっては、お子さまの年齢や歯並びの状態、発育段階などを踏まえたうえで、歯科医師と十分に相談することが大切です。

熊本上通矯正歯科クリニックでは基本的にキレイラインキッズを適用しています。
矯正装置についてご不明点がございましたらお気軽にご質問ください。

 

 

2. マウスピース矯正キレイラインキッズとプレオルソのメリット

マウスピース矯正は、取り外しが可能で目立ちにくいことから、お子さまにも日常生活に取り入れやすい治療方法とされています。ここでは、子ども向けマウスピース矯正のなかでも「キレイラインキッズ」と「プレオルソ」のそれぞれに見られる主なメリットをご紹介します。

<キレイラインキッズのメリット>

①前歯の歯並びにアプローチできる

前歯のガタつきや出っ歯など、見た目の歯列の乱れが気になるケースに対して使用されることが多く、歯並びを整えるサポートが期待できます。審美的な改善を早い段階から目指せる点が一つのメリットです。

②取り外し可能で衛生的

食事や歯磨きの際に外せるため、口腔内を清潔に保ちやすく、むし歯予防にも配慮しやすい構造です。

③マウスピースの交換が不要

マウスピースの交換は基本ありません。
壊れたり無くしたり成長により合わなくなった場合は、1年以内であれば無料で交換できます。
 
<プレオルソのメリット>

①口腔機能の改善をサポート

プレオルソは、歯並びだけでなく、口呼吸や舌の癖、唇の力など口腔まわりの筋肉機能にもアプローチできる設計とされています。これにより、将来的な歯並びの乱れや噛み合わせのトラブルを予防する観点から使われることもあります。

②柔らかい素材で装着時の負担が少ない

やわらかいシリコン製の装置のため、初めて矯正装置を使うお子さまにも慣れやすく、装着時の違和感が少ないと感じるケースもあります。

③低年齢から使用できる

4歳頃から使用できる設計のため、顎の成長段階に合わせて早期に介入できる点が特徴です。早めのアプローチにより、将来的な本格矯正の負担を軽減できる可能性があります。

このように、どちらの装置にもそれぞれの利点があります。お子さまの年齢や口腔内の状態、生活スタイルに応じて、適した治療方法を歯科医師と相談しながら選ぶことが大切です。

 

 

3. マウスピース矯正キレイラインキッズとプレオルソのデメリット

マウスピース矯正は多くのメリットがある一方で、治療を始めるにあたって把握しておきたいデメリットも存在します。「キレイラインキッズ」と「プレオルソ」には、それぞれに異なる特徴や留意すべき点があるため、治療前にしっかりと把握しておくことが大切です。

<キレイラインキッズのデメリット>

①装着時間の管理が必要

1日10時間以上の装着が推奨されており、装着時間が不足すると、歯の動きに影響を及ぼす可能性があります。お子さま自身の管理が難しい場合、保護者のサポートが必要です。

➁対応できる症例が限定される

キレイラインキッズは前歯のガタつきや出っ歯など、前歯の歯列改善を主な目的として設計されており、奥歯の噛み合わせや骨格的な問題には対応が難しいとされています。

<プレオルソのデメリット>

①歯の移動に対する力が比較的弱い

プレオルソは、主に口腔機能の改善を目的とした装置のため、短期間で見た目の歯並びを整えることには向かないケースがあります。

②矯正効果を感じにくい場合がある

舌の位置や口呼吸、姿勢など複数の要素に働きかける構造上、歯列の変化が目に見えにくいと感じることもあります。

③装着時に違和感を覚えることがある

装置にある程度の厚みがあるため、初期には話しにくさや異物感が出ることがあります。慣れるまでに時間がかかる場合もあるでしょう。

④夜間装着が前提となる管理の難しさ

主に夜間の装着を基本としており、就寝中に無意識で外してしまうと、装着時間が不足し、計画通りの治療が難しくなる可能性もあります。

<共通のデメリット>

①自己管理が治療結果に影響する

どちらの装置も取り外し式のため、計画どおりに使用できない場合、治療効果に差が生じる可能性があります。保護者の声かけやサポートが不可欠です。

②紛失・破損のリスクがある

学校や外出先で取り外す際に紛失する、あるいは強く噛んでしまい破損するといった事例もあります。再作製が必要になる場合もあるため、管理には注意が必要です。

このように、キレイラインキッズとプレオルソにはそれぞれ異なる課題があります。装着時間の確保や症例への適合性を考慮しながら、お子さまの生活スタイルや性格に合った治療方法を選ぶことが重要です。

 
 

4. 熊本市の歯医者 熊本上通矯正歯科クリニックのマウスピース矯正

熊本市の歯医者、熊本上通矯正歯科クリニックではマウスピース矯正治療の「インビザライン」、「キレイライン矯正」を行っています。

インビザライン

目立ちにくく、全体の歯並びを整えられるマウスピース矯正です。軽度から重度まで幅広い歯並びの症例に対応しています。

キレイライン矯正

前歯部分を対象とした矯正装置で、短期間で治療費を抑えて治療を進めることができます。
また、ホワイトニングジェルが付属しており、矯正治療のマウスピースを利用してホワイトニングができる点が特徴です。
 
さらに、熊本上通矯正歯科クリニックでは上記マウスピース矯正以外にも以下の治療を提供しています。

理想的なEラインをつくる「口ゴボ治療」

口元の突出感を改善し、横顔を整えるためのワイヤー矯正です。

歯の裏側に器具を装着して行う「ブラーバ」

アメリカ発のワイヤー矯正で、目立ちにくい装置を用いて比較的短期間で歯並びを整えます。

お子様向け治療プログラム「キレイラインKIDS」

最短1年で混合歯列期の歯並びの改善や悪習癖の改善を行い、理想的な永久歯列期を実現させる為の土台作りをします。
 
熊本上通矯正歯科クリニックではカウンセリングを大切にしており、患者様一人ひとりのお悩みやご希望をじっくり伺いながら、治療法を提案いたします。

▼矯正治療の詳細はこちら
https://dd-dental-kumamoto.com/menu/

 
 
 

まとめ

マウスピース矯正は、取り外しができて目立ちにくいという特徴から、お子さまにとっても取り入れやすい矯正方法のひとつです。「キレイラインキッズ」は前歯の歯並びを整えることを目的とし、「プレオルソ」は顎の成長や口腔機能のサポートにも配慮された設計となっています。どちらの方法が適しているかは、お子さまの年齢やお口の状態、生活リズムなどによって異なります。まずは専門の歯科医師に相談し、適切な治療計画を立てることが大切です。

熊本でお子さまのマウスピース矯正をご検討中の方は、熊本上通矯正歯科クリニックへお問合せください。

 

監修:熊本上通矯正歯科クリニック
院長:村上政敏

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